ユーリです。(@firipedia18)
ファストフードが無性に食べたくなるときってありませんか?僕はあります。
もしセブでファストフードが食べたくなったら、現地で人気のファストフードチェーンに行かない手はありません。フィリピン人なら誰でも知っていて、なんとフィリピンではあのマクドナルドをも凌ぐ人気ぶり、、、
ジョリビー(Jollibee)をご紹介します!
ジョリビー(Jollibee)とは?
創業は1975年、Tony Tan(トニー・タン)とその家族がクバオで始めたアイスクリーム屋。現在はJollibee Foods Corporation(ジョリビー・フーズ・コーポレーション)によって運営されています。
2022年時点でフィリピン国内外合計で1400店舗に達したようです。(会社の公式HPを見たら2015年で止まっていた1,000店舗の状態から更新されていました)進出している国は、アメリカ、カナダ、香港、マカオ、ブルネイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、クウェート、カタール、サウジアラビア、UAE、オマーン、バーレーンに270以上の店舗展開となっています。そうなんです、2015年から進出した国も増え、店舗数も1.5倍になったのに、まだ日本には進出していないのです。
出典:https://www.jollibee.com.ph/international/
冒頭でちらっと書きましたが、フィリピンではジョリビーの人気が強く、あの世界的チェーンのマクドナルドが世界で唯一ファストフードナンバーワンを取れない国であるとのこと。
ちなみに、ジョリビー・フーズ・コーポレーションはジョリビー以外の飲食店のフランチャイズも行なっています。最近では、香港の有名点心専門店「添好運(Tin Ho Wan)」の香港以外のアジア・太平洋地域において経営権を取得したと発表したことも知られています。その『添好運』の日本1号店は2018年4月8日”東京(日比谷)”にオープンしています。
また、フィリピンの株式市場にも上場していて、ジョリビー・フーズ・コーポレーション(銘柄コード:JBFCF)の株価は年々右肩上がり。2017年の決算は、売上が1,718億ペソ(3,580億円)で前年比15.2%増という成績となっています。
投資家にとっても一見鉄板の投資のようにも映りそうなものですが、一部の証券アナリストいわく「ここ3年のジョリビー・フーズ・コーポレーションの成長率は6.5%~8.8%で推移しているが、アジアの平均成長率が14.29%~20%であることを見ても決して良いとは言えない」。
フィリピンだけを見ていると絶好調!といった感じですが、一日引いてこのような数字を見てみるのも面白いですね。
2023年3月追記:2022年の決算に興味のある方は以下の記事をご覧ください
そしてお次は、、、
ジョリビー(Jollibee)のマスコットキャラクター

出典:https://www.jollibee.com.ph/about-us/
Mr.Jollibee(ジョリビーくん)です!ジョリビーにMr.が付いただけですね!
キャラクターはミツバチをイメージしているらしいです。Jolli-Bee(蜂)ということで名前にキャラクターが掛かっています。写真では全身が写っていますが、個人的には顔だけがブランド名と一緒に使われているイメージです。(※写真右上にもジョリビーくんの顔が看板になっているのが確認できます)
そしてジョリビーくんは、踊れます!日本で言うところのガチャピンでしょうか。とはいえガチャピンのほうがマルチに幅広くこなす印象ではあります。
動画を貼っておきますので、どうぞジョリビーくんのダンスポテンシャルをご覧ください。
気になるジョリビー(Jollibee)のメニュー・値段は?

創業者のトニー・タン氏が自己紹介では「フィリピンのハンバーガー屋です」というぐらいですから、メインはハンバーガーはもちろんのことフライドチキンです。この他にスパゲッティやライス、デザートなども取り扱っています。
でもハンバーガー頼んでる人はあんまり見かけないです。なぜなら、フィリピーノはフライドチキン大好き、ご飯も大好きだからです。もはやハンバーガーはサブメニューです。
そしてご飯が大好きって感覚、日本人と合うと思うんですよ。ジョリビーにはありませんが、例えばフィリピンで現地のスープ料理をつくる際にはご飯も一緒に食べることが当たり前。ごはんにスープを掛けて食べる「猫まんま」スタイルも日常茶飯事です。
さて、気になるそのお値段はフライドチキンとライスのセットで80ペソ(約160円)程度~!単品じゃないですよ。というか、チキン1個だけ追加、とか単品はありません。現地の人が食べに来れる値段設定ですからこれぐらいで食事できてしまいます。
下の写真は実際に僕が注文したメニューで、フライドチキン・スパゲティ・ハンバーグ・ライス・ドリンクまでついたセットです。これで150ペソ(約300円)。どうですか日本のみなさん。これが外食であることを考えるとリーズナブルであることがおわかりいただけるのではないかと。

味については、実際の日本人の友人に聞いたり、ネットで感想を読んだりすると、やはりフィリピン人向けであるようです。
上の写真には写っていないのですが、フライドチキンには『グレイビーソース』という甘い茶色のソースが付いてきます。そのソースが日本人向けではないという声がちらほら。チキン自体はカラッと揚がっていて僕は好きです。
スパゲディに関してはアルデンテとかではなく、柔らかい状態で出てきます。そしてパスタにかかっているソース、バナナケチャップを使っていることで知られていてやはり甘い。
次にハンバーグのソース。これはマッシュルームの風味が溶け込んだ甘いソースがかかっています。
最後にライスですがこれは外食というだけあって、現地一般家庭で出てくるパサパサのお米に比べると、少し日本人向けのお米という感じになっています。
ジョリビー(Jollibee)の日本進出はいつ?
これ、一部のフィリピン通の中ではずっと言われていることなんです。というのも、2016年11月3日の日本経済新聞がトニー・タン氏に日本進出についてこんな記事を書いていたから。
それから2018年になった今でもいまだジョリビーは日本進出を果たしていません。
これはどうしたことか?
いろいろ調べた結果、今年になってトニー・タン氏本人の口から「日本進出の予定はない」という話があったそうです。
ということで、日本在住のフィリピーナやジョリビーが気になる日本人の間で日本進出の予定はいつか?という期待はあるものの、現状はまだまだ進出未定となっています。
まとめ
フィリピンに行くなら一度は行ってみたいファストフード店のジョリビー(Jollibee)をご紹介しました。
もちろん、安さだけで言えば最強は露店です。ただ、その安全性は保証できません。。。観光や滞在中に母国と比べてもリーズナブルかつ、ある程度の清潔さも意識された食事をするなら、このようなチェーンお店が良いんじゃないかな?と思います。
ジョリビーであればフィリピン全土、セブに来てもあちこちにあるので気になる方はぜひ一度足を運んでみてくださいね。