日本にいながらも誰でも一回は聞いたことはあるのではないか?というほど、その名が知られている「セブ」。
でもセブに行ったことがない人と会話をするときに意外と知られていないと気づくことは、「セブ島ってどこの国にあるの?」というものです。
セブについて馴染みがなく、セブについての情報を調べている方にざっと知ってもらうためにも、こちらのページではセブ島についての情報をまとめてみました。
セブ島はどこの国にある?
このサイトにたどり着く方が気になっていることだと思いますが、セブ島は東南アジアに位置するフィリピン共和国にあります。
フィリピン中部ビサヤ地方に位置する島で、首都であるマニラに次いで大きい都市として知られています。
ちなみに東南アジアの中でも、フィリピンは人口ボーナス期が2075年ぐらいまで続き、若年層が多く活気のある国のひとつです。
セブ島の人気度の動向
まずはセブのその人気度合いから見ていきましょう。
このグラフはGoogle Trendsというサービスを使って、「セブ島」という検索ワードの人気度の動向を調べたものです。データ対象は「すべての国」となっていますが、実際には検索ワードが日本語なので、日本人がメインかと思います。
対象期間は「2004-2019年8月」を指定しました。グーグルによるグラフの説明は一応以下です。
人気度の動向
数値は、特定の地域と期間について、グラフ上の最高値を基準として検索インタレストを相対的に表したものです。100 の場合はそのキーワードの人気度が最も高いことを示し、50 の場合は人気度が半分であることを示します。0 の場合はそのキーワードに対する十分なデータがなかったことを示します。
いかがでしょうか?2009年頃と比べればこの10年ほどで約6倍も人気が上昇しているのです。
これほどまでに人気が上昇した理由、それは何でしょうか?
僕のプロフィールにも書いてありますが、それは。。。
人気の理由はセブ島への英語留学
僕が思うにこれです。もう間違いない。
フィリピンという国は公用語がタガログ語と英語です。実際に僕がフィリピン人と働きながらタガログ語や英語を勉強したように、ここに語学留学ビジネスチャンスがあったんですね。
どこの誰が火付け役なのかはわかりませんが、確かに2003年頃は日本でセブ島やフィリピンへの英語留学を推奨しているような会社は目立っていなかったように記憶しています。
なにはともあれ、アジア内のフィリピンという英語圏の国へ、ワーキングホリデーと比べても格安の留学費用で行けて、滞在中の物価も安く、観光リゾート地としても世界中から知られている、さらに日本と1時間しか時差がないとなればそれはとても魅力です。
この10年ほどでSNSもたくさん誕生し、日本にいながらもグローバルな情報がたくさん簡単に入ってくるようになりました。その影響もあってか英語を話せるようになりたいなという人も実際に僕の周りにも増えていますしね。
英語留学をしたい学生さんからちょっと短期で英語を身につけたいビジネスマンまで幅広い層にどんどん求められる市場があったんだと思っています。
余談ですが、留学せずともインターネットのテレビ電話で英語学習をするスカイプ留学みたいなのもありましたね。
セブ島のマクタン国際空港-国際線専用ターミナル(ターミナル2)
旅行でも留学でも日本からセブ行きの飛行機に乗る方が到着する空港です。建物内の国際線出口を出る直前に両替所がありますので、1万円分を両替しておくといいかもしれません。両替レートが良くないのでここで空港の両替所は最低限でいいです。1万円ですら多いというベテランの方もいらっしゃるかもしれませんし、個人的には市内まで移動できる程度の額(500ペソぐらい)ぐらいあればいいのですが、お金が足りない心配をするぐらいならという感じです。ホテルや着いてから出歩くにも1万円≒4,400PHPぐらいもあれば問題なしでしょう。
上の写真は国際線専用ターミナル(ターミナル2)の出口を出たところです。2018年8月時点でまだ工事していますが、めっちゃきれいになってます。ここ数年で更に(笑
昔はまぁ空港内も暗くてあんまり開放感のある建物ではなかったです。とりあえず建物の高さはパワーアップしています。
この国際線専用ターミナルの誕生によって、既存の空港は国内線専用ターミナルとして利用されるようですね。
上の写真は先程の写真からちょうど振り返ったあたりのタクシー乗り場です。天井が高いですね。この天井の上は国際線の入り口になっています。
セブ島の基本情報
セブ島の天気
Wind: 8km/h W
Humidity: 90%
Pressure: 1010.16mbar
UV index: 0
30°C
31°C
31°C
32°C
32°C / 26°C
32°C / 25°C
32°C / 25°C
32°C / 25°C
↑こちらが現在のセブの天気です。
キホン、年間を通して暑いです(笑
というのもフィリピンは熱帯雨林気候のエリアに属していて、気温が一年中25-30℃で安定しています。ヨーロッパはカラッとした暑さの印象ですが、正直フィリピンは雨も振りますし湿度もあるのでそれなりに汗はかきます。
ちなみに雨季は6-12月を指すことが多いようです。
日中は日差しが強いので、炎天下の中を日除けなしに歩き続けるのはやめましょう。僕は1時間以上歩き回った際、軽く熱中症になりました。。。
セブ州の地理
日本からセブ島へは、成田空港と関西国際空港からフィリピン航空が直行便を運航しています。ちなみに成田空港発の直行便を利用した場合、セブ島までは約5時間30分のフライトです。
フィリピン国内での地理的位置は、フィリピンの首都マニラから南へ約600kmの距離に位置するのがセブです。セブ本島とマクタン国際空港があるマクタン島、それとボホール島、バンタヤン島、カモテス諸島などから成っています。
一般に観光客などが「セブ」というのは、マクタン国際空港があるマクタン島のことを指していることが多いようです。また、セブのマクタン島には高級リゾートホテルが沿岸沿いに多く建っていて、アジアを代表する観光リゾート、ダイビングの聖地としてセブは知られていますね。
マクタン島から橋でつながっているのがセブ本島。大きさはマクタン島の比ではありません。
ちなみに、現地の人はセブのことをBisaya(ビサヤ)地方だと言います。実際にはビサヤ地方とは言っても広いのですが、セブはその中でも中央ビサヤに属します。
セブの言語
セブ島で使われているのはビサヤ語(セブアノ語)です。僕が最初に勉強したのは公用語であるタガログ語でした。セブに来てからは確かにタガログ語はこちらから話す分には通じるのですが、僕がセブアノ語を聞き取ることができないという壁にぶち当たりました(笑
とはいえ、何かの本でも読みましたが、日本でも地方によって方言があるようにフィリピンでもかなりの数(数百とも、、、)の方言が使われているので、場所によって言葉が違うのは仕方のないことだといえそうです。
実際には英語も通じますし、街に出ても英語があらゆるところで使われているので、それほど心配する必要はないと思います。
でも日本語を話す外国人と出会うと嬉しいように、セブアノ語をちょっと会話に織り交ぜてみるとセブの人は喜んでくれますよ!たとえそれが空港のチェックインカウンターのお姉さんであってもです!
追記:ちなみにフィリピンの公用語についての記事もありますので、よければ合わせてどうぞ!
追記:フィリピンのお金について
初めてフィリピンについて調べている方向けに、「フィリピンの通貨「フィリピンペソ」- お金に関する基本情報と注意点」という記事を書きました。現地に行く前に是非チェックしてみてください。