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フィリピンのリタイヤメントビザが新規申込み再開!申請条件は50歳以上に!

リタイヤ後に住みたいフィリピンの風景

2020年10月より新規申請がストップしていた世界一取得しやすいと言われていたフィリピンのリタイアメントザの申し込みが再開されました。

だが、しかし、

35歳から申請可能だったものが、残念ながら50歳以上へと改悪されました・・・

フィリピン退職庁(PRA)発表の資料と改定背景

PRA アドバイザリー No. 01-05-21
主題: 2021年5月17日からの新規SRRV申請の処理について

フィリピン退職庁(PRA)は、2021年4月30日付の理事会決議No.4.シリーズ2021により、SRRVの新規申請の受付と処理の再開を承認したことをお知らせします。
2021年4月30日付のシリーズ2021で、PRA理事会は、50歳以上の申請者を対象とした新規SRRV申請の受付・処理の再開を承認しました。

当発表は5月にも拘わらず、フィリピン退職庁公式HPにおいては35歳から申請できるという修正される前の情報が堂々と載っているという、相変わらずのフィリピンぶりが発揮されています。

この改悪の発端は、49歳以下の中国人が本ビザを取得しており、リタイアする目的ではなくオンラインカジノ業で働くためであることが判明し、35歳でリタイアというのはいかがなものかと国会でやり玉に挙げられました。

その結果、上記の通り50歳以上となったようです。

リタイアといえば早期引退「FIRE」という考え方

日本においても「FIRE」と呼ばれる「経済的な自立を実現させて、仕事を早期に退職する生活スタイル」が注目されています。

「F」:Finalcial 「財政上の」「金融の」
「I」:Independence 「独立」「自立」
「R」:Retire 「退職する」「引退する」
「E」:Early 「早く」

の頭文字を取ったものですが、年間支出の25倍の資産を蓄え、当資産を4.0%で運用し当運用益のみで生活費を賄うという生活スタイルを求める動きを指します。

日本で生活する場合、平均的には25万円/月必要ですので25倍すると7,500万円!と、急に非現実的な、こんな金額貯められないという印象を受けます。

老後は冬のないフィリピンでリタイア生活を楽しむことを想定し、生活費が15万円/月で済ませられると想定した場合、必要資産額は4,500万円と何とかいけそうな感覚もしますが、それでも大きな金額です。

”FIRE”実現のためのシミュレーション

この目標資産額を現金でコツコツと貯められることが可能な人はそれでも良いと思いますが、一般的には難しいでしょうからお金に働いてもらう「投資」をすることで資産を増やしていくことになると思います。

不動産・株式・債権・インデックスファンド等様々な投資商品がありますが、一つの例としてフィリピンのコンドミニアムを購入することを想定してみました。

想定説明
・購入金額:1,000万円
・購入時期:2021年
・運用期間:25年(2046年まで)
・変化率:年率価格上昇率を1%~5%で設定
・為替レートは考慮しない

当初1,000万円で購入したコンドミニアムが25年間毎年3%価格上昇したとすると、その価値は25年後には約2,000万円(2倍)となり4%上昇すると約2,500万円(2.5倍)となることを意味します。

不動産の需要とはそこに住む・借りるという人の数(人口)が大きく影響を与えるというのは自明の理です。

その気になるフィリピンの人口は、今後も増え続ける可能性が非常に高く25年後には1億4千万人となりその後も増え続け、人口減少が始まるのは2077年(国連予測)と今から56年後と見込まれています(その時の日本の人口:85百万人

皆さんもお気づきの通り、活気のある賑やかな街というのは人口が増えている街です。逆にさびれている・寂しい街というのは人口が減少している街です。

私の実家のある栃木県茂木町は、かつては人口2万人(1980年頃)を有しており子供時代には商店街が少ないながらもあり活気を感じましたが、今は1.1万人まで下がり、しかも65歳以上の高齢化率が40%超と日中でも人が歩いていることは稀なくらい寂しい街になってしまいました。

(個人的には大好きな街ですが)この街の不動産価格が上がっていくことは「ない」と断言できます。

したがって、マクロ的には人口が増えていくフィリピンのコンドミニアム(不動産)の価値が将来的に上がる可能性は高いと感じています。

話をFIREに戻しますと、1,000万円投資した資産が2,500万円になるのであれば、必要資産「4500万円」に対して残り2,000万円を貯めれば良いとなるので、目標達成に大きく近づくのではないかと思います(元手の1,000万円を別途工面する必要はあります。)。

現金による貯金で4,500万円を貯めようとすると、年間:180万円・月:15万円必要と大きな金額です。

銀行預金が5%程度ついた時代は預金が投資であったのでしょうが、今は他の方法によってお持ちの資産(現金)を投資運用することで資産を増やす必要がある中で、フィリピンの不動産投資も一考頂ければと感じています。

今後のフィリピンリタイアメントビザについて

本ビザの年齢要件:50歳以上となった変更が一時的なものなのか、あるいは長期的なものなのかは分かりません。

個人的に思うのは、このリタイアメントビザは外国人よりお金を集める(預託金制度)&フィリピンで生活して消費してもらう目的に作られたものであることを考えると、コロナ禍により政府の資金不足がより深刻になったことから、経済回復のタイミングにてより資金需要が発生すると予想されます。

その際に、政府のコストを増やすことなく資金調達できるリタイアメントビザの年齢要件緩和(例えば40歳・45歳以上)が実現されるのではないかと、期待しています。

  • この記事を書いた人

仲田一成 | 仲田リアルエステート株式会社 代表取締役

1978年生まれ。栃木県茂木町出身。宅地建物取引主任者(取引士)・不動産鑑定士。鑑定事務所で不動産評価方法の基礎を学んだ後、東証一部上場不動産ファンド業界へ転職し投資用不動産取得の実務を経験。その後外資系不動産ファンド会社、オーストラリアへの留学を経て仲田リアルエステート株式会社を設立。フィリピンの不動産投資を広める活動だけでなく、国内不動産の売買仲介においても、不動産鑑定士の資格を生かした正確な不動産評価には定評がある。国内・海外問わず購入から売却まで一貫した対応ができる強みを持つ。

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