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エンタメ

デジタル本好きの方へ:フィリピン人作家による出版書籍ベスト5

フィリピン人作家による本

ブリッツ

マニラを拠点とするコンテンツライター。各種キャンペーン、セミナー/ウェブセミナー、学術調査、ドキュメンタリー分析などに携わったりして、自らの経験を深めています。家にこもってはいるものの、映画や本を通していつも違う世界に入り浸ってます。

フィリピンは美しいビーチや山々を持つ美しい国ですが、海外の雑誌やウェブサイト、主要メディアが描く美化されたイメージとは裏腹に、課題も多い国です。

ほとんどすべてのフィリピン人が、この国の深刻な貧困、犯罪、文化的な課題をすでに経験したり、影響を受けたりしています。

このような生活を避けるために国を出る人もいれば、困難からインスピレーションを得て、素晴らしい文学作品を書く人もいます。

もし、あなたが何か違うものを探しているなら…抑圧されている真実について知りたいのであれば、これらの本は良いきっかけになるかもしれません。執筆活動だけでなく、人生の真実を語るフィリピン人作家について学んでいくのもいいでしょう。

『Fairest(フェアレスト)』著者:Meredith Talusan(メレディス・タルサン)

画像引用:https://www.theparisreview.org/blog/page/163/

世界があなたに公平であるために、あなたは公平でなければなりません。

色彩主義はこの国―フィリピン―に最も蔓延している問題のひとつで、外国人がその問題に気づくには、フィリピン人のソーシャルメディアのアカウントや、マニラに数時間触れるだけでいいでしょう。

これは主要なメディアで非常に目につきやすく、CMからビルボード、野外劇まで、冠をつけた美女はほとんど皆、肌が白いのです。加えて、国内では美白化粧品が大人気。

フィリピン人がいかに白い肌の質を高く評価しているか、気づかないわけにはいきません。

フィリピン系アメリカ人の作家兼ジャーナリストであるメレディス・タルサンは、彼女のデビュー作『フェアレスト』で、この問題と格闘しています。

物語は、著者がフィリピンでアルビニズムの少年として過ごした幼少期から始まります。それが、ハーバード大学での学部生ゲイとしての体験に繋がりました。

ノンバイナリーとしての旅、そしてトランス女性としての人生――。彼女の物語は、私たちのセルフイメージが、さまざまな属性やアイデンティティに置く重みと表裏一体であることを示しています。

彼女は、マニラ時代には、その白い肌が名声と賞賛をもたらしたと述べています。一方、アメリカに移ってからは、クイアとしての自分の白さが、誤った包容力を感じさせ、それが不誠実さや不安の要因にもなったと述べています。

著書の中で、彼女は自分の寛大な告白を鋭く批判し、人種、ジェンダー、セクシュアリティの構築された性質と、人はその境界の内と外の両方に恵みを見出すことができる、ということを強調しています。

『The Farm(ザ・ファーム)』著者:Joanne Ramos(ジョアン・ラモス)

画像引用:https://feminartsy.com/race-gender-and-class-joanne-ramos-the-farm/

穀物やトウモロコシは別として、フィリピンは労働力の最大の輸出国として知られています。

これは、フィリピン人が勤勉でもてなし好きで、外国の雇用者を惹きつけるとロマンチックに語られがちですが、海外に出ることの必要性が、この国のチャンスの少なさを際立たせているだけだという事実は無視されています。

ジョアン・ラモスのデビュー作「ザ・ファーム」は、フィリピーナの介護福祉士というキャラクターを、「人魚姫物語」風のディストピアに登場させたものです。そして、母性、受胎能力、アメリカの実力主義の理想に疑問を投げかけるのです。

筋書きは、自分の娘を養うために必死な主人公のジェーンを中心に展開されます。彼女はマサチューセッツの “ベビーファーム”であるゴールデン・オークス社で、 “ホスト(富裕層の顧客の代理母)”として働いていました。

彼女は自分の身体をコントロールできなくなったファームで、ナイフにしがみつき代理母になるのでした。食生活からメールに至るまで、彼女の一挙手一投足が監視されています。

物語の対立軸は、階級、人種、誠実さであり、時に理解しがたいこともありますが、私たち自身とまったく変わらないのではないかとも思えます。

『I Was Their American Dream(アイ・ワズ・ゼイア・アメリカン・ドリーム』著者:Malaka Gharib(マラッカ・ガリブ)

『I Was Their American Dream(アイ・ワズ・ゼイア・アメリカン・ドリーム』著者:Malaka Gharib(マラッカ・ガリブ)
画像引用:https://nmwa.org/blog/nmwa-exhibitions/women-artists-of-the-dmv-malaka-gharibs-i-was-their-american-dream/

フィリピンでは、2つの人種の子供であることは諸刃の剣とも言えます。

特に両方の人種の遺伝子がうまく混ざり合っていれば、多くの人が賞賛してくれますが、得てして混血の人は「あなたは一体何者?」と頻繁に聞かれます。

これがマラッカ・ガリブのグラフィックノベル『I Was Their American Dream』の設定です。この作品は、フィリピン人の母親とエジプト人の父親の間に生まれた娘として成長する物語です。

物語は、文化的・社会的アイデンティティの問題、離婚した両親の子供であること、疎外感などを軸に展開されます。

『Arsenic and Adobo(アースニク・アンド・アドボ)』著者:Mia P. Manansala(ミア・P・マナンサラ)

画像引用:https://thenerddaily.com/arsenic-and-adobo-by-mia-p-manansala-excerpt/

フィリピン人というのは間違いなく食べることが好きで、世界中の人たちもフィリピン料理を楽しんでいます。フィリピン料理に秘められた何かが、私達にもっと食べたいと思わせ、病みつきにさせるのです。

素晴らしいミステリー小説は、フィリピン料理のような素晴らしい食べ物に最高の賛辞を贈るものです。

ミア・P・マナンサラの『ティタ・ロージーのキッチン・ミステリー』シリーズの第1作『Arsenic and Adobo(ヒ素とアドボ)』は、そんな筋書きで書かれています。

このシリーズは、ロマンス、コメディ、殺人、そしてフィリピン料理が組み合わされ、軽快で楽しい読み物になっています。

ヒロインのライラ・マカパガルは、ティタ・ロージーのレストランを閉店の危機から救おうとしていたところ、元恋人で料理評論家の殺害の濡れ衣を着せられてしまいます。

『The Body Papers(ザ・ボディ・ペーパーズ)』著者:Grace Talusan(グレース・タルサン)

画像引用:https://restlessbooks.org/events/grace-talusan-reading-from-the-body-papers-at-carmichaels-bookstore

このリストのトップに位置するのは、ちょっと不穏な雰囲気ながらも読み応えのある作品です。

グレース・タルサンのニューイングランド―アメリカ合衆国北東部―郊外での生活が、文章とイラストで綴られた『The Body Papers』という本にまとめられています。この本は「The Restless Books Prize for New Immigrant Writing」を受賞し、彼女の記憶を補足するために家族の写真、医療記録、政府の文書などが掲載されています。

物語の中心となるのは、白人の多い学校に通う褐色の幼い子ども、グレース本人です。幼少期は学校での人種差別、祖父からの性的虐待に悩まされます。思春期には、家族の米国での法的地位の揺らぎを知ることになります。

幼少期と思春期のトラウマは体に染みつき、がんという形で現れました。ゆえに、予防のために侵襲的な手術も考えます。

グレースは逆境を耐え抜き、やがて祖国への帰還の中で愛とカタルシスを見出します。

まとめ:フィリピン人作家による出版書籍ベスト5

これらは、フィリピン人作家によって書かれた最高の、そして最も上質な物語のほんの一部に過ぎません。

さらに、ベストな読み物というものは、実体験や人生の教訓に基づいていることも実証しています。

読書は他の人の人生を生き、その経験から学ぶことができるため、良い習慣だといえますね。

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ブリッツ

マニラを拠点とするコンテンツライター。各種キャンペーン、セミナー/ウェブセミナー、学術調査、ドキュメンタリー分析などに携わったりして、自らの経験を深めています。家にこもってはいるものの、映画や本を通していつも違う世界に入り浸ってます。

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