メガワールド概要
Megaworld(メガワールド)は、大手コングロマリット企業である Alliance Global Group(アライアンス・グローバル・グループ)に属する、フィリピン最大のディベロッパーの一つです。メガワールドは、オフィス、住宅、商業を統合したコミュティを含む都市開発を通じて、マニラ首都圏の景観を変容させています。CEOは、創設者でもあり会長を務める Andrew Tan(アンドリュー・タン)氏。
歴史
1989年に、フィリピンで著名な富豪、アンドリュー・タン氏によって設立されました。同社は当初、マニラ首都圏のオフィスやレジャー施設、娯楽施設にアクセスしやすい便利な都市部に、高級住宅用コンドミニアムと商業用不動産を建設することで評判を得ました。
受賞歴
メガワールドは、コミュニティ開発の先駆者としてフィリピンの不動産開発業界を牽引し、国内外から多くの賞と称賛を受けています。
PropertyGuru Philippines Property Awardsでは、メガワールドは、2016年と2017年に「Best Developer Award」(ベスト・ディベロッパー賞)を受賞し、また、25部門でノミネートされました。
2018年のEuromoney awards for excellenceでは、「Best Developer in the philippines」(フィリピンにおけるベスト・ディベロッパー賞)を受賞しました。さらに、ZipMatchのベスト・コンドミニアム開発者リストで3位にランキングされています。
開発地域・プロジェクト物件の特徴
メガワールドは、住宅、商業、教育、レジャーなどの要素を取り入れた大規模な複合型のコミュニティ建設を得意としています。さらに、プロジェクト設計、建設監視、不動産管理などのサービスも提供します。地域としては、主にメトロマニラでの開発が多いですが、セブとダバオでも住宅の開発を行っています。
ランドマーク的なプロジェクトの一つが、メトロ・マニラのボニファシオにある6ヘクタールもの商業およびレジデンシャル地区であるForbes Town center(フォーブズ・タウンセンター)です。同社のもう一つの代表的なプロジェクトは、45階建てのPetron Megaplaza(ペトロン・メガプラザ)で、1998年の完成時には、国内でもっとも高いビルを誇りました。 さらに、2016年に、ダバオ市に10階建てのOne Republic Plaza(ワン・リパブリック・プラザ)と6階建てのEmperador House(エンペレイダー・ハウス)という2つのオフィスタワーを建設しました。
住宅の販売価格としては、パサイにある、住宅用コンドミニアムPine Crest(パイン・クレスト)は、1000万フィリピンペソから、タギグのThe Florence(フローレンス)は、720万ペソからの販売となっています。